石垣島マラソンレースレポート篇

アラフォーライダー

2010年01月25日 17:43

今日はレース当日の様子をレポートします

前日の泡盛飲み過ぎ、食べ過ぎで少しおなかを下しましたが当日は大丈夫でした
レンタカーでコースの下見をしておいたのが良かったです
あらかじめ上り下りが頭に入っているだけで余計な動揺がなく
安心してレース運びできました

また暑さから心配していた給水も
10kmおきに用意したスペシャルドリンクのおかげで
ストローでむせることなくしっかり補給できました(中身は薄めたアクエリとザバスゼリーですが)

とにかく今回が初マラソンで30km以上は初体験だったので
30kmまでは余裕を持ったペースですすめ30kmからがスタート
登りはがんばらない、かなりコーナーが連続するのでライン取りを気をつけて
距離を少なくする(セコッ)といった作戦を考えました



朝7時過ぎに現地到着、まだ薄暗かったです

スタート〜中間点

スタート直前に昔同僚だったグループと偶然遭遇、驚きました


スタート前に撮ってもらいました(サブフォーの4本です)

号砲(市長のつく鐘)で9時5分感動のスタート

しばらくは渋滞ですすまず

ここはあせらず流れにまかせます

数キロ走ると徐々にばらけて予定どうり5分30から20秒ぐらいできざんでいきます

ジョグノートのコミュで前半20kmまでは強烈向かい風と教えてもらってたので

いいペースで走っている人の後ろにつこうとしますがなかなか見つからず

かえってペースを乱してしまいました



沿道の声援や太鼓は途切れず、景色も変化に富んでいて飽きることなく走れました

14kmぐらいからの登りも勾配が緩やかでそれほど意識することなくクリアしました

中間点は1時間54分で通過

中間点〜30km

ここから石垣島内陸部の牧草地帯を牛の糞の香りをかぎながら緩やかに下っていきます

周りはスピードアップしていきますがここはじっと我慢してペースを守ります

さすが石垣、私設エイドでスイカを配ってたので頂きました

美味でした

30km〜35km

ここからいよいよ未体験ゾーンに入ります

ここまではイーブンペースである程度余裕も残してきたので

30kmからはイケイケで走り出しました

気合い入りまくりでペースアップしてしまい

あと12kmぐらいなんとかなるだろうと油断もあり

気がつくと35kmで5分ジャストになってしまいました

35km〜40km

ここからが本当のマラソンでした

30kmからのペースアップもたたったのか、すっかり足が止まってしまい

なんとかがんばり度をあげて5分20秒前後をキープしますが

38km過ぎから強烈な向かい風も吹いて、すっかり心も体も折れてしまいました

周りも歩き出すランナーが続出し、自分も歩き出したい欲求にかられます

沿道の声援に応える元気もなくなり本当につらかったです

そんなとき歩き出したランナーに「ファイト!」と声をかけると

不思議に自分も元気になることがわかって少しがんばれました

35kmをすぎてぎりぎりの状態ではメンタルの強さが問われます

40km〜ゴール

もうフラフラになりながら6分近くまで落としてしまいました

ところがゴール前500mの折り返しでなんと10数年前に職場で指導してもらった先輩に遭遇!

ここで再び元気をもらってパスさせてもらい感動のゴールへ



ゴール前グダグダになりながら撮影(手ぶれ斜めになってますが倒れてはいません)



ゴール後先輩と記念写真(なんと9年前に移住したそうです)

その後足早に競技場を去り近くのホテルでさっぱりして



祝杯と腹ごしらえして飛行機へ



美しい夕日が見送ってくれました

よくマラソンを人生にたとえる人がいますが、この日実感できました
42.195kmという微妙な距離に人生の縮図がありました
がんばれば何とかなる距離でもなく途中で何カ所も自分の体力、知力、精神力を試される場面が出てきます
これまで走ってきた距離と練習内容が問われます
走り終わって達成感とともにこれまで協力してくれた家族や同僚たちへの感謝の気持ちもわいてきました

みんなありがとう!!


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