2014年06月09日
第3回飛騨高山ウルトラマラソン、ウルトラの神髄を体感!
ついにやってまいりました
飛騨高山ウルトラマラソン!
前日から車で4時間かけて高山入り

お昼はSAで高山ラーメン1杯目
さすがに今回は月曜に休みを頂きました
レース翌日のお休みは2010年初フルの石垣島マラソン以来です

2泊3日のウルトラツアー
4月の水都大阪では50kmでリタイヤしてしまったので

今回はなにがなんでも絶対完走を果たすつもりでした

そのために毎週40kmの距離走もこなしてきました
道中ほとんど高速なのでそれほど疲労感なく

会場から2kmほど離れたビジネスホテルに到着

ホテルα1高山バイパス、安いビジネスホテルですが大浴場付きで落ち着けました
クロスバイクのジャイアンツ号を車から降ろして駅前まで

高山駅前で1枚


コース説明会はほぼ漫談調の楽しくもためになる内容でした

最初の1杯はホテルの窓から緑を肴になぜかオリオンビール
シューズはウルトラ専用となっているadizero mana 7で

早めの夕食をすませて早々と9時頃に就寝
2時半起床で3時半にはスタート会場入り、まだ真っ暗です
開会式では72kmに出場する丸山弁護士が挨拶してました

そして4時45分のスタートを迎えました


しばらくは市街の平坦路をすすんで

市内の古い町並みを抜けて行きます
そして10kmもしないうちに名物の登りにさしかかってきます

最初なのでみんな走っています
練習で坂道走を繰り返して来たので
できる限り登りも走ろうとしますが
いきなり斜度が20%ぐらいの激坂に耐えきれず

早々に歩きが入ってしまいます

登りはみんなで歩きましょう

しかし絶対完走のためには無理しない事も大事です
体調の方は早朝ランに慣れていないせいもあってか
前半はだるくて調子上がらず
胃腸も具合悪くて吐き気がでたりで我慢の時期が続きました
しかし人家もまばらのなかにあって
時おりおじいさん、おばあさんや子供達の熱い声援に頭が下がります
5kmおきのエイドも充実していてホスピタリティに溢れています

また各エイドにひしゃくのかぶり水が用意してあって

暑い中体温冷却できて助かりました

足湯までありました浸かる余裕はありません
また随所に私設エイドが開かれていて頭が下がります

かわいいエイドに癒されます

なんのゆるキャラでしょうか?

ついに最高標高地点1345mに到達!
標高グラフを見ていただければわかりますが
ほとんど平地はなくて激坂登りと下りのオンパレード

しかし新緑に萌える素晴らしい景色は山好きにはたまりません


登りは歩くので何人かのランナーさんと楽しく会話もかわせました

幸い後半に入って体調も上向きで吐き気も改善
50km過ぎからお決まりの左腸脛靭帯痛がでてきましたが
ロキソニン投入でなんとかしのぎます

3時頃には恵の雨も降って暑さもやわらぎ助かりました
全てが完走を後押ししてくれ、80km過ぎには完走を確信して
最後の千光寺の登りにかかりますが

写真では伝わりませんが
噂に違わぬ超激坂、これマラソンコース?

立派な山門をくぐると

頂上手前には石段も出現しこれトレラン?
体重が重いせいか登りの歩きでどんどん抜かれます
ライダーの課題はやはり登りのようです

登りで抜かれ、下りで抜き返す人が多いこと、、
ここを下るともう残りは10km

のどかな麦畑のなかを、名残惜し過ぎて
タイムは関係なくゆっくり歩いてしまいます

これまで数々の大会にでてきましたが
ゴールするのが惜しいと言う気持ちに初めてなりました

そして、ついに名前をコールされながら声援に応えつつ
噛みしめながら12時間16分でゴール

名物になっている高山市長さんの握手で迎えられました


本当に苦しくも楽しい12時間でした


獲得標高は2200mを越えてますからやはりトレラン並みです
完走率は63%というのも厳しさを物語っています
シャトルバスでスタート会場に戻り、ホテルの居酒屋で1人祝杯をあげて

翌朝早々に帰路につきました

ひるがの高原SAで最後の1杯
充実感と久々に感じる脚の痛みを噛みしめながら

平日の休みを堪能しています

昨日のラン 100 km
Posted by アラフォーライダー at 19:34│Comments(0)
│レース
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